fc気まぐれなるままに〜?!

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(7/7)エプソン-プロセレクション(PX-5600)商品体験会ブロガーイベント 
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7.モノクロプリント体験編(2/2)


でもって、先ずは私の方から先に印刷して頂きました。
PCの操作、紙のセットについてはエプソン担当の方にお任せ〜。

この辺でもたもたしてしまうと時間も長引いてしまいますし・・・別バージョンの印刷も見てみたいし!!

と操作はあっさりお任せ。さっさと印刷へ。

実は、モノクロ印刷という事で既成概念が働いてしまい、白黒栄えしそうなコントラストが利いていそうなデータ50枚くらい用意しちゃったのですよね。

白黒栄えしそうなものと言うことで、単純にグレースケール変換して、まあ映えるんじゃないかな〜と言うもの。

その為色彩が割合豊富だけど、グレースケール変換するとのっぺりしてしまうようなものは除外してしまいました。

でも、寧ろそういうデータこそ、今回モノクロで面白くなるものでした。

そんなモノクロさえもしっかり表現してみせるのがこの8色のインク。

黒、グレーで3つのカートリッジが占めています。

でも逆に、実際の世界って光の陰影がある。

影になった部分は本来の色が感じられるわけでなく、必ずかげとしてのグレーなりに色見は落ちているのですよね。

でも、人間の脳は元の色を想起しがち。

いわゆるコンパクトデジカメでコントラストが利いて、サチュレーションも強めの絵作りが好まれる。

脳は決して視覚センサーの正確な情報をそのまま見ているのではなく、自分で再構成したり、過去の経験や記憶、印象を伴う形でイメージを形作る。

だからこそ、人間の脳内イメージに左右されすに、まずは基軸としての黒、グレーでの明暗をしっかりもたせる。そこに色身を持たせる形で、本来の色というものを再現していくようです。



2

ここ、プリンターのヘッドが退避するポジション。
ここでヘッドの管理をする形となるそうです。

ですので、電源タップでの一括電源オフなどせず、プリンターの電源スイッチを使いましょうとのことでした。




3

なお、印刷はカバーをあけていても続行。
音は会場内のがやがやに満ちているので静かなのかどうかは計りかねました。

音に付いては、自宅での貸出モニターを体験させて戴けるので確認できるかと思います。

ところでヘッドの左右への往復。
左右各端面では、強引にモーターの回転正逆入れ替えしているだけでなく、なんらかの極微妙な減速処理をして居そうな印象を持ちました。プリンターが左右に身もだえするような振れが非常にすく無さそうでした。



4

そして出てきたのがこれ。

本当は人物とか、広大に広がる風景の方が、今回のカラーデータを元にしたモノクロ印刷の特徴が良く出るのだと思います。

しかし、あえて硬めで、にも関わらずライティングと噴水の水しぶきが滴るという微妙なものをチョイスしてみました。

これってモノクロにしても変な具合につぶれてしまうのでは無いか?

また、単純にグレースケールにしたものは、流石にいきいきしたような感じは無くなっていましたし。

しかし出てきたプリントにびっくり。

階調も良い具合に広げられ、それでいて広げられた階調がばさばさわざとらしく広げえたかのような雑さが無くより緻密になっている。

更には、水しぶきがモノクロにも関わらず水しぶきとして見える。

実は、このあと、グレースケールで印刷してもらったものがありますが、階調表現、きめこまやかさ、素材の持つ硬さ、滑らかさなどもモノクロ印刷では表現されている事にびっくりでした。



5

で、これがFABER CASTEL
グラファイト芯の 9Bの鉛筆。

力を入れれば濃く。
また、9Bですのでなぞるように書けば紙面表面にそっと線が残るようなものでした。


【FABER-CASTELL ファーバーカステル】 グラファイト鉛筆 9B - 文房具通販|輸入文房具店|フライハイト ステーショナリー WebShop

本来の用途で使えば、こんな作品にも仕上げられるのだとか。
ottoblotto's art supply review: On working with super soft graphite


ところで普段サインなんてしないから案外どうした感じがらしいのか、相応しいのか今一ぴんとこない。

今回のプリントもどうも右下にサイン入れるのが良さそうな気がするのだけど。

と、悩んでいたら根元さんからあっさりこれは右下、そっちのバイクのは左下と。


何故と思って見てみると、その指摘いただいた位置にサインを入れてあげると構図からいって煩くなく、しっくり収まる。

自分のビーナスフォートでの写真の場合視線が左下から中央上に流れ易い。

その為その視線が動く末端にサインが来ると煩くなっちゃう訳ですね。

その為、右下の方が余白を埋める感じでしっくり収まる。



6

そして額装もやってもらっちゃいました。

この日は、まだ雨が降る中このあと立ち寄る予定などありましたので持ち帰る事ができたのですが、発送をお願いしました。



7

できあがりはこんな具合に!
余白を大きめに取っているので何か精巧な版画ちっくな様相。Blog掲載用に写真若干コントラストはっきり目に弄ってしまっていますが、現物は、この濃さを維持しつつもきめ細かい階調も表現されていました。

モノクロでここまで表現してくれるのかと言う感動と言うか。




8
テーブルご一緒させて頂いたnOObsのgomaさん。
鈴鹿で撮影されたと言うレースシーンの一枚持ち寄られていました。

って、一枚じゃなく、ご自身でモノクロ化されたデータも持ち寄られていたのですが。

「EPSON(エプソン)プロセレクション商品体験会」で『PX-5600』を体験! (nOObs)


そのバイクでのコーナリングの一瞬を捉えたカラー写真を、PX-5600でモノクロ印刷されたものをみさせて戴いての感想が以下。



PX-5600、様々な補完、補正をやってくれるため、きめ細かさ、奥行き、空気と言ったものは物凄く出てくるようです。

その一方で、レースなどのスピード感、躍動感、ダイナミックさ、そういうものをモノクロで表現するのは苦手そう。

モノクロだと、スピード感、躍動感、ダイナミックさなんんてあたりが、決め細やかさと相反してしまう印象を持ちました。

スポーツ系、レース向けの硬さ、ダイナミックさ、スピード感、そういうもの表現しうるパラメータとして備えたなら、そら恐ろしい表現力だろうなと思えました。


それにしても、モノクロでのある意味絵画的表現。
これなら個人としてしっかり作品の作りこみも視野に入れられる。

カラーだとランニングコストどうしても高くついてしまうと思いますが、モノクロだとランニングコストを抑えての個人的作品作りも視野に入れられる。

デジタルプロセスで、昔ラボでのプリントに不満を覚えていた時代が既に払拭されようとしている訳ですね。


とかいいながら、カラー印刷したら・・・

ある意味恐ろしそう・・・。



以下の PX-5600 タグ指定で関連記事まとめて表示します。
(但し写真多いのでかなり重たくなってしまいますが)

PX-5600 fc気まぐれなるままに〜?!


今回の
”エプソン-プロセレクション(PX-5600)商品体験会ブロガーイベント”関連記事以下の7部構成になっています。
宜しければ、他記事もご覧ください。
(1/77/7)

1.会場編
2.プロセレクションシリーズ、PX-5600概要説明関連説明
3.PX-5600技術要素説明
4.根本タケシ先生-モノクロプリントを楽しむ方法
5.根本タケシ先生-デジタルプロセスにより自分で作り上げる作品
6.モノクロプリント体験編(1/2)
7.モノクロプリント体験編(2/2)

テーマ:新製品情報 家電・AV器機・周辺機器 - ジャンル:コンピュータ


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admin edit [ 2008/06/03 05:57 ]
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    (6/7)エプソン-プロセレクション(PX-5600)商品体験会ブロガーイベント 
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    6.モノクロプリント体験編(1/2)


    そしてこれが根本氏のサインと落款

    これにより、一枚のプリントが完成品である事をキチンと主張してくれます。



    2

    因みにサインに適した鉛筆。
    私が参加したテーブルではこの写真の上の方にあるものでした。

    鉛筆の一種みたいなものなのですが、鉛筆の芯だけで出来ている感じ。
    その分ずっしりと重量があります。

    とは言え、芯だけでは折れやすいですし、又手も汚れてしまう。

    その辺で樹脂を配合したり、持ち手に当たる表面を樹脂で包むようにコーティングする事で手が汚れないように作ってあるそうです。


    3

    根元氏の講義を終えて休憩。
    いよいよ持ち込んだカラーデータでのPX-5600によるモノクロ印刷。

    その前に、PX-5600のドライバでは、カラーデータのモノクロ印刷の際に写真に合わせる形で純黒調(ニュートラル)、冷黒調、温黒調、セピアとプリセットパターンがあるそうです。

    このいずれかのパターンで印刷試してみてくださいとのことでした。


    4

    印刷時のプリンタードライバーでの画面。
    用紙の選択によってもインクの配合を替えてくるので、用紙の選択は正しく。



    5

    カラーの項目でモノクロを選択

    ドロップダウンリストで項目が隠れてしまっていますが、色補正のとこで、プリセットのモノクロパターンが選択できます。

    但し、その中にユーザーカスタムの項目もあり・・・



    6

    このようなサークルタイプでのマニュアル色補正も可能。

    可能なんですが、あくまで最後の微調整に留めるようにとのことです。

    自分なりのデータを作ると言う時には、大きいところはフォトショップなどでしっかり作りこんで、最後の最後の補正、調整程度に使うようにとの事。




    (7/7)に続く

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    (但し写真多いのでかなり重たくなってしまいますが)

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    admin edit [ 2008/06/03 05:50 ]
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    (5/7)エプソン-プロセレクション(PX-5600)商品体験会ブロガーイベント 
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    5.根本タケシ先生-デジタルプロセスにより自分で作り上げる作品


    PX-5600などはある意味自分の専属ラボを入手したも同然になるわけですよね。PX-5600ドライバ自体でサークル方式でのカラー→モノクロ印刷のカスタム調整もできるわけです。

    まずはカメラ自体が持つ個性(カメラ各社のJPEG化という現像解釈の事になるのでしょうね)、プリンタ自体が持つ個性を生かして兎に角印刷まで持ち込み、印刷物を自分で鑑賞、知人に見てもらう、そういうとこまで是非やって見て下さいとの事。



    2

    それには先ず額装。

    これなんてね、世界堂で3000円であった額なんですよ。こういうのに入れてあげて、たまに入れ替えなんてしてあげちゃえばお手軽だけどそれっぽく飾って見られますよ。

    なんて具合で額から取り出して見たり。
    実は、この取り出したプリント済みの用紙で、前述した、用紙セットの極意!を実演して頂いていました。

    ああ、勿体無い〜〜〜。

    でも逆に言うと、デジタルプロセスで容易に、あたかも絵画や墨絵のような印刷物がラボ無しに自分で出力から額装まで一環して可能って事でもあるのですよね。



    3

    次にポートフォリオ。

    写真などのポートフォリオと言うと、一般的にクリアファイルなどに詰め込んだものなどを言うが、ちょっと趣向を替えてこんな形のものに入れて見てはどうか?と言うものお見せ戴けました。


    因みに一般的なポートフォリオって、こんな奴を指しているんでしょうね。
    装苑賞 応募方法 ポートフォリオとは? 文化出版局

    と言うのもこんな不満もあるからのようです。

    日本ではオリジナルプリントが売れない。
    世界の中で日本くらいである。

    まして、レンタルフォトなど、売れたらその報奨を支払うなどの形。

    これでは、創作活動のやりようが無い。

    アンリ・カルティエ=ブレッソン

    アンリ・カルティエ=ブレッソン:マグナム・フォト東京支社(こちらに、本社英文サイト、Henri Cartier-Bresson PORTFOLIO ページへのリンクありました。リンク先では50枚程の写真が鑑賞可能でした)

    アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶

    彼なども、若いうちにギャラリーが囲い込む形で買い上げてくれたから、活動資金が生まれ創作活動に入っていける。

    そういう文化が築かれていない事に嘆きをもたれていました。あくまでさらっと言われただけなんですけどね。

    でも、だからこそ、ポートフォリオも作品の一部として位置づけてあげる事で見栄え、体裁をしかりしてあげましょうと言うことでした。

    そういう文化が確立されれば、或いはヨーロッパのギャラリーやサロンのような形で若手創作家達の作品を買い上げて、それが作家の活動資金に繋がるような流れが出来れば、なんて思いにも繋がっているようでした。

    写真の場合、昔はラボを介さなければ出来なかった事が、今はデジタルプロセスで素早く、しかも一人で出来てしまう。

    ある意味写真が、プリンターによって開放される時が着つつあるのかも・・・。



    4

    このポートフォリオの入れ物も用紙も無酸性紙製なんだとか。

    蓋をあけ、パラフィン紙?をどけると出てくるプリント。
    元は写真データであるのに、アート用紙に出力されたモノクロは、墨のような濃さと、そして墨絵でさ〜と描いたかのような微妙なグラデーションを見せる。

    これも、前述の多重印刷をされているからだそうですが。

    だとしても、プリンターでこれが出力されるという驚き。

    自分としては、この生の印刷物は写真というよりは、絵画系の創作物という印象を非常に強く受けました。

    ただし、表面ガラスで覆われた額装を施すと、途端に銀塩のモノクロ写真+αの様相にもなる。

    実はこういうポートフォリオとすることで、書架に見栄え良く収める事も可能なんだそうです。



    5

    そして折角プリントしたもの。
    これにはサインを入れてあげましょうとの事。

    サインを入れる事で、自分の作品と言う自覚と責任が出てくる。

    以下はイベント中に明言された訳では無いですが、こういう事に繋がると言うことなのだと思います。

    そうなると、より良い結果物を残したくなる。

    モノを良くするにはいかに粗を減らしていくか?
    先ず今できる注意を払う。
    そして、前の工程で出来る事は無かったか?
    印刷するときは?
    印刷前の調整は?
    色の管理は一貫していたか?
    (その辺途中で一貫性が失われかねなにため機材の対応も普及しているsRGBに統一してしまいなさいと言う事に繋がる)
    写真を撮るときのカメラのセッティングはどうであったのか?
    カメラの構え方、構図の撮りかたはどうであったのか?
    などにどんどん遡っていく。

    すると、言い訳が利かなくなる、その時で一番の機材を是非とも選んでおきなさいという事に繋がる。

    そう言う事のようです。

    印刷前にデータをああでもないこうでもないと弄くり回すケースがあるけど、撮りなおした方がよっぽど早いなんてケースばかりだとか・・・。


    6

    と言うことで是非ともサインをしましょうとの事。
    今回サインに適した逸品を用意した。

    更に落款(らっかん)も押しちゃいましょうとも。

    落款印
    ってこんな色々なタイプがあるのか・・・
    落款印とは?

    こういう落款ですが、何かの展覧会などで印鑑の業者さんなどが来ている際に、その場で作成してくれるサービスなどがあるそうです。

    そういう時はコマーシャル的な意味あいが強いのか、通常で作ってもらうよりも大分お得なお値段で作ってもらえたりするそうです。

    そういう機会を上手く見つけて是非用意して見て下さいとの事。

    「いやこの落款よりも朱肉の方がよっぽど高い訳で」との事〜。



    7

    そうやってポートフォリオから取り出され、何気なくおかれた作品。

    鎌倉五山というテーマで撮影、プリントしているものからなんてことらしいです。



    8

    アート紙と顔料系のインクのため、写真のような透明感や輝きを放つ事はありません。

    その代わり、吸引というか、絵のようにぐいぐい引き込まれてしまうかのような描写になっているのですよね。



    (6/7)に続く

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    4.根本タケシ氏-モノクロプリントを楽しむ方法


    そしていよいよ、根本タケシ氏によるモノクロプリントを楽しむ方法。

    銀塩写真の頃はカラーフィルムとカラー印画紙、モノクロフィルムとモノクロ用印画紙とカラーとモノクロは全くの別物として扱いがきっちり分かれていた。

    しかしデジタルになってその境目が無くなった。
    そしたら、カラーデータを単純にグレースケールにしてしまうのではなく、カラーの情報を生かしたモノクロプリントして見ませんか?と言うもの。

    単純なグレースケールだと明暗の情報に過ぎない。

    けれど、RGB、CMYK毎のチャンネルで白黒の階調を上手く調整することで、モノクロであるが故に臨場感が強調されたり、明暗差ではない色味が見えてくるかのような絵に仕立て上げられると言う感じです。


    昔は銀塩があって、ラボに出して現像、印画。

    プロは自分で暗室持って現像からプリントまでやったりもしていた。

    しかしデジタル化によって、その現像、印画のプロセスがフィルムと印画紙から、デジタルデータとプリンター。更に細かく言えばインクと用紙に置き換わってきている。

    ラボを持とうとすれば途方も無い金額がかかるけど、デジタルに置き換える事で実は全てが手に入る。

    しかもデジタル化の普及によって、結果的に各機材の単価は確実に落ちてきている。

    自分の腕や経験の不足を機材のせいにするなら、その時の一番良い奴を入手して置きなさい。

    それなら、自分の腕がなっていない事こそが、一目瞭然となるから・・・。

    そうなんですよね・・・。
    機材は一番いいの揃えられたら申し分無いのですが。

    ま、それはさておきこんな話も。

    今回、自分で撮ったカラー写真のカラーデータを自分でモノクロ化する事についてお話をする。

    けれども、撮ったものを特に何もせず、プリンターでダイレクトに印刷してそれできちんと楽しむ事が出来れば、それは、一般ユーザー向けには実は正しい在り方かも、そんな事もおっしゃっていました。

    撮影したとおり、もしくは撮影した以上のプリントが得られるなら、それは立派な味付け、仕立て上げとも言えてしまう、なんて感じのようです。

    それには、それをこなすプリントシステムが必要ってことになるのですが。

    また、根元氏によるとRAWデータは嫌いだそうです。
    RAWデータなら補正が利くと言った事をまことしやかに吹聴するのは宜しくない。

    アマチュアが闇雲にやっても結局おかしくしてしまう。

    それ以前に、(銀塩フィルムでのカメラの仕組みとしての)露出や設定をちゃんと知って設定した上でなければデータ弄繰り回しても結局折角のデータを劣化させかねない。

    JPEGデータで印刷に回せれば、それに越したことが無いとの事。

    今後、デジタル一眼レフの更なる普及が見込まれる。

    一方、年配の人が写真をやるとボケないと良く言われているのだとか。

    でも、下手にRAWデータをお信奉すると、寧ろそれこそボケるよ〜なんてとこでお笑いを撮る!あたり流石でした〜。




    2

    上記のようなお話、またオフィスは毎晩飲み事務所になっている等々、あれこれすっかり和ませて戴いたところでじゃモノクロ楽しむのは具体的にどうするの?という方向へ。

    今のデジタルカメラで撮影した情報は、銀塩時代のモノクロと違ってデジタルデータとして様々な情報が潜んでいる。
    そしたらその情報を上手く生かして、自分なりの、自分が納得いくモノクロにしちゃおうというもの。

    そういう一手間で自分らしさを出しつつ、撮る、見る、プリントする、飾る、見てもらう、贈ると全てを楽しでしまいましょというやり方。

    デジカメで撮った、デジカメの液晶で確認した、ハイお終いなんてあまりにも勿体無さ過ぎる。

    で、カラーデータのモノクロ化ですがフォトショップを使う前提のお話。

    最も簡単な方法は色相・彩度で調整。
    写真に応じて色毎に様子や調子を見ながら、自分の好みの色分離をかけていく。

    グレースケールだと同じグレーになってしまうところを、色毎にグレーの度合いを替えて上げる事で、モノクロだけど色に応じたグレーの度合いを表現できるというやり方。

    基本としてはRGBをさげてしまい、補色を上げると言う方向だそうです。

    帰宅後3枚くらい試してみましたが、確かに単純にグレースケールに落とし込むよりも感じた色をグレーで表現し直すような感じに調整でき、メリハリや距離感、奥行きも出せるようです。

    ただし、色毎の作業となるため、微妙な組み合わせが様々にありやはり最適を出そうとするとなかなか決め難い。


    もう一つがチャンネルミキサを使ったおまじない!
    これでやると、モノクロなのに奥行きや立体感のあるモノクロになる。

    ただ単純にグレースケールにすると、奥行きや立体感なくなってのっぺり平面的になってしまうのですが、色相・彩度もしくはチャンネルミキサでのおまじないで立体感や奥行きのあるモノクロに変わる。


    3

    チャンネルミキサでのおまじない、+24、+68、+8(実は合計すると100だそう)をやると、色相・彩度で分離を図るよりも簡単に、でもしっかり奥行き、立体感のあるモノクロに変わるようです。

    トーンカーブに関しては、ハイライト側でハイキー部分を少しだけ調整してあげる程度。

    これを喜んでS字とか極端にやりだすと惨いものになっちゃうぞとの事。


    こちらも帰宅後3枚ぐらい試して見舞した。
    あら不思議、ただのグレースケールじゃない立体感、分離、空間、奥行きが色事のバラつきや破綻なく見事にモノクロに置き換わっていました。

    色相・彩度の方法だとやっぱり最適にするのには微妙な組み合わせ慣れないと難しい。

    けどおまじない方式だと自然といい感じのモノクロに仕立ててくれます。

    一体どんな魔法なんだろう。



    4

    そんな感じで自分なりのモノクロ化で表現楽しむ手がある。
    一方で、実はPX-5600ではプリンタドライバ自体が、色分離、奥行き、立体感を考慮し算出したうえでのカラーデータのモノクロ化プリントをしてくれる。

    丁度、色相・彩度の方法で組み合わせ悩んだり、チャンネルミキサのおまじないにも似たカラーのモノクロ化の安定した算出方法がドライバで組み込まれていると言う訳ですね。


    フォトショップでの調整が手間であったり、なかなか思うようにいかなければ、寧ろあっさりPX-5600に任せて見てはどうか?

    要はその職人的な色の配合をエプソンのドライバーという安定した個性にお任せしてしまう。

    その替わりに用紙なんてを工夫してみる。但し、プリンタドライバ自体が使う用紙に応じてモノクロ化のインク配合の仕方を変えてくる。

    白色率が高いクリスピア用紙であれば、高輝度側のデータを厚めにする。

    アート紙系であれば低輝度側のデータを厚めにするなどの考慮をしといてあげるとの事。

    この程度の準備でしっかりした印刷が得られる。

    と言うのも、PX-5600では3つの黒(グレー)が彩度の分離感に非常に寄与しているとの事。

    カラーからモノクロとして印刷しても、非常に優れたプリントをしてみせる。

    このモノクロ化は、言うなればエプソン流。
    先ずはこのエプソン流のモノクロ化を手本として、自分なりをあれこれ試してみてはどうかというもの。

    また、モノクロだと言っても、微妙な色を残すのも手。
    その辺は個人のセンスで是非試してみて欲しいとの事。


    あと、たまにプリンタ、電源タップなどの一括スイッチで電源を落とす人が居るけど、絶対止めて欲しいとの事。

    プリンターってヘッドのインクの状態が命というか生命線なので、電源オフであればプリンターヘッドが乾いて固着、目詰まりで駄目にならないように、乾燥しない専用の場所にヘッドを退避させている。

    この猶予を与えずにいきなり電源を切ったら、自分でプリンターを壊しているも同然。

    また、余白を均等に作る簡易な方法として、四辺フチなしを選択してしまう方法があるとの事。



    5

    プリンターの本来の状態を知るためにも、購入して先ずは自分でカラーチャートを作成。
    RGB
    グレースケール
    階調表現がしっかりある好みの写真。
    RGBに関しては、一杯一杯の255ではなく、245あたりからのグラデーションとするのがミソなんだとか。

    こうして出力しておくと、EPSONの顔料系インクでは色の変質も非常に少なく比較データとして長期間使えるとの事。
    このデータを保持しておけばプリンタ毎の調子の違いも確認できるし、元のプリンタが不調になっていないかどうかも直ぐに判るとの事。




    6

    こちらが、元の絵の縦横を辺に圧縮したりせずに、かつ結果的にふちを均等に持たせる事ができる方法として紹介されていました。


    7

    デジタルとなり、モノクロがカラーの延長線上のものとできる。これをいかした、自分の個性を出す意味でのモノクロの絵作りを楽しんでみてはどうかというもの。

    因みに色の管理、CMSなんてで整合性を無理に撮ろうとするのも、できればやらないほうがいい。
    sRGBならsRGB、AdobeRGBならAdobeRGBで一貫して通したほうがいい。
    因みに普通に写真を楽しむにはsRGBでいいとの事。
    変にAdobeRGBでどうこうとか言うなら、そn前に最高のモニターを入手しろと。

    実はEIZO NANAOの液晶でもまだまだ。
    と言うのも、液晶という製品自体が完全な色再現はまだできていないと言わざる得ないそうです。

    昔180万のCRTのモニターがあり、それは良かった・・・なんて話まで・・・。

    (いやはや、拘りまくるととどまるところを知らないというか)

    あ、そうそう。ついでに9月になるまでの内緒話なんてもちょっと聞かせてもらっちゃったりもしました。

    これは9月になるまでは内緒。


    8

    そしてこれが根元流、A3用紙セットの極意〜。

    通常、背面の厚み用の給紙位置に用紙をセットする場合、用紙をポンとおいて、スライドの紙押さえでぎゅうぎゅうと押さえてしまう事をやりがち。

    でもこれは横から変な形でテンションを掛ける事になり実は良くないのだそうです。

    横からのストッパーは寧ろ微妙に空間を空けておく。

    プリンターを正面から見たら右側の端面がきっちり出るように用紙を歪ませないように押し込みつつセットする。

    これをしっかりやりましょうとの事。

    ただし
    そう、ここでもただしが出ました。

    給紙のガイド、取り外しが可能なため実はガタ付きや遊びが微妙に出てしまうそうです。

    このため給紙ガイドをガムテープなどで固定してしまう。
    ただ、ガムテープだけで直接固定しようとしても上手くテンションかけられないそうです。

    そこで、例えば梱包時の発泡スチロールなどを用紙ガイドの脇に添える形で置いてあげることで上手くテンションかけつつガムテープで固定できるそうです。

    これをやってあげる事で、用紙ガイドの左右の遊びガタツキが抑えられる。

    これで、実は多重印刷も可能となるそうです!!!

    紙送りの精度は非常に良いため、用紙セットでの左右のブレを無くしてあげる事で狙った位置に寸分たがわず粒子が載ってくれるとの事。

    根元氏の印刷物は、高輝度側のデータと低輝度側のデータを用意し、高輝度側のデータを最初に印刷。
    その後、低輝度側のデータで重ねて印刷しているそうです!



    (5/7)に続く

    以下の PX-5600 タグ指定で関連記事まとめて表示します。
    (但し写真多いのでかなり重たくなってしまいますが)

    PX-5600 fc気まぐれなるままに〜?!



    今回の
    ”エプソン-プロセレクション(PX-5600)商品体験会ブロガーイベント”関連記事以下の7部構成になっています。
    宜しければ、他記事もご覧ください。
    (1/77/7)

    1.会場編
    2.プロセレクションシリーズ、PX-5600概要説明関連説明
    3.PX-5600技術要素説明
    4.根本タケシ先生-モノクロプリントを楽しむ方法
    5.根本タケシ先生-デジタルプロセスにより自分で作り上げる作品
    6.モノクロプリント体験編(1/2)
    7.モノクロプリント体験編(2/2)

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    admin edit [ 2008/06/03 05:39 ]
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    (3/7)エプソン-プロセレクション(PX-5600)商品体験会ブロガーイベント 
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    3.PX-5600技術要素説明


    以下、レジュメで戴いた資料より、「LCCS(Logical Color Conversion System)」、(LUT:Look Up Table)の説明部

    ---<引用開始>------
    RGB値をインクジェットプリンターで表現する時、各色インクの組み合わせ
    、打ち込み量は、画質を左右する重要な要素です。「LCCS(Logical Color Conversion System)」は、どのインクをどれだけの量で表現するかを決めるデータテーブル(LUT:Look Up Table)を数式アルゴリズムによる論理的なワークフローで作成。
    ---<引用終了>------

    インクが8色もあると、実は同じ色を出すのに、色んな混合パターンが可能になりえてしまうとのことです。

    この辺で、色彩について共同で研究したとの事。



    2

    元のカラーデータのがたつき、ばらつきに対して、その合間を滑らかに繋げるyとうな補完して行くなどの処理を入れるようです。

    又、色の再現についてもスムースに拡張、補完して色空間を生かす方向で階調を広げるなどの処理を施すようです。



    3

    でこちらがRGBデータから専用の8色インク最適な配分となるようなLUT(LUT:Look Up Table)を算出する仕組みをドライバに組み込んだのだとか。

    インク色8色あるので様々な組み合わせて同じ色再現できちゃうそうです。でもその中の最適なインクの配合をどう算出するか?なんてあたり、前出のように共同研究成果が盛り込まれているのだとか。

    8色インクだと特定の色を表現するのに、様々な配合で再現可能でなんと184京の組み合わせが出来ちゃうのだとか。

    一体どの組み合わせにしたらいいの?



    4

    粒状性などについても、特定のインクを強調して使うのでなく、各インクを満遍なく使う事で色味の極端な差を減らしつつも、正確で滑らかな色を再現していく

    また、カラーインコンスタンシーなんてありますが・・・


    これは光源がらみのお話との事。

    例えば、太陽光、電灯、蛍光灯、そういう光源の違いによって印刷物の色再現が極端に落ちてしまったり。
    これは見かけ色の再現が出来ているようで、ある特定の光の場合で色再現が決まるようなテーブルに基づいたインク配合の為。

    この、光源による見え方を抑えてオリジナルの色味と限りなく同等となるようなインクの配合を決定しているそうです。


    5


    上記の3要素

    ・階調性指数
    ・粒状性指数
    ・カラーインコンスタンシー指数

    それらが統合されたものが、「LCCS(Logical Color Conversion System)」と呼ばれるそうです。

    そしてこのLCCSのような技術は、通常先ず最上位機種で適用して、下位機種にフィードバックするそうです。

    しかし、今回の PX5600 や PX5300 では上位機種に先駆けてこのLCCS導入しているそうです。

    この辺で、職人の感性に頼るような色の配合とするのでなく、論理的に最適解を導き出すような各インクの配合を導き出しているとのことです。



    6

    そして、Epsonサイトで、フォトショップで便利に使えるプラグインも提供

    ただし、プロセレクションシリーズを利用しているユーザー向けのようです。プラグインの内容やダウンロードについてなどの概要はこちらの記事が簡易でわかりやすいようです。

    Epson Proselection Blog: Photoshopで使う時に便利な、プリントプラグインソフトの提供を開始!


    7

    で、ソフトの充実、給紙の見直しでのCD/DVD厚紙プリント対応、PictBridge対応による各種一眼デジカメ直接接続でのRAWデータサポート、ユーザビリティの向上などされているそうです。

    でも決定打はやはりプリンタドライバのようです。

    従来のスライドバーでの色調整も可能とのことですが、カラーサークルの導入で段違いの色調整が可能になったようです。


    (4/7)に続く

    以下の PX-5600 タグ指定で関連記事まとめて表示します。
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    (2/7)エプソン-プロセレクション(PX-5600)商品体験会ブロガーイベント 
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    2.プロセレクションシリーズ、PX-5600概要説明、関連説明


    先ずはエプソンさん、マーケティングセンター長による今回の「エプソンプロセレクションシリーズ」新製品PX-5600の方向性とターゲット、および、エプソンプロセレクションブログでのユーザーとの交流などについてのお話。


    こちらはユーザーとの交流の窓口となっているエプソンさんのブログ。
    エプソンプロセレクションブログについて:Epson Proselection Blog


    2

    PX-5600では、新開発のビビッドマゼンタインク「PX-P/K3(VM)インク」を搭載したとの事。

    と、言われてもピンとこないのですが、色校正なんかにも使われる業務用クォリティのインクシステムとの事です。

    記事書くにあたってネット確認したところ、色校正についてのスペシャルサイトが作られて居たり・・・

    実践デジタル色校正 | 玄光社


    インクシステム自体のサイトがあったり。

    PX-P/K3 インクテクノロジー|MAXART|エプソン
    ・インク粒子
    ・色再現
    ・高性能プリンタドライバ
    ・色安定性
    ・保存性

    PX-P/K3(VM) インクシステムはこんなのが特徴だそう。

    なかでも、"深海ブルーや特殊なピンクなど、青やマゼンタ色域の色再現範囲を拡大"などの説明。

    今回カラー→モノクロでのプリント実体験でしたので、発色については良くわかりませんでした。頂いたプロセレクションカタログに掲載されていたサンプル印刷品など、深海、朝もや、海と空の紫がかった青など自分の頭のの中のイメージとして持っている青、もしくは青紫なんてが、どうやらものの見事に印刷物として表現されて居そうでした。

    あと、実はこれが今回のイベントで一番のキモとなるモノクロ写真モードを備えたプリンタドライバ。
    モノクロ写真モードなんですが、単なるグレースケールでなく、プリセットで純黒調(ニュートラル)、温黒調、冷黒調、セピアと言った調子を表現してくれます。

    更に、ユーザーカスタムが可能なんですが、これもスライダーだけでなく、サークルタイプでの調整が可能。
    これで色合いも色味付加も同時に調整こなせてしまう優れものものです。

    このサークルタイプでの調整については別ページで後述します。

    このあとはPX-5600の狙いどころとして、デジタル一眼カメラエントリーモデルを卒業した、ミドルレンジからプロフェッショナルをメインのターゲットとしている旨の説明。

    丁度リタイアされて、趣味の時間を充実させたい団塊などの世代にも存分に使って戴きたいのだとか。

    うう、自分はエントリーモデルでゴメンナサイ。

    回せる家計の資金的な問題が一番なんですが、エントリー機とは言ってもいつでもどこでもに繋がる軽量、コンパクトって言う用途をクローズアップすると、結構な武器になるんですよね。

    よっぽど相応しく無さそうな時以外は、イベントでもコンパクトカメラと共に常に持ち歩いている感じですし。コンパクトカメラは接写やス